介護両立支援プラン介護両立支援プラン共済+親介護費用補償特約セット団体総合保険

仕事と介護の両立に必要なお金・時間・情報それぞれの課題に対して有効な保障とサービスを提供します。

辞めないための7ヶ条

介護は絶対にひとりで抱えるべからず

1.介護は絶対にひとりで抱えるべからず

「両立」の鉄則、それは決して「介護はひとりで抱え込まない」ことです。いざ親や家族の介護が必要な状況になると、職場に迷惑をかけまい、周りの人に心配させたくないと、打ち明けられずにいる人が数多くいます。でも仕事を辞めて介護に専念したら、待っているのは24時間体制の介護。肉体的にも精神的にも大きな負担となります。介護では、周囲の理解は何よりの力となります。だから、相談することをためらわないで。人生の岐路に立つこの時に、後悔のない道を選んでほしいから。

ご近所さんを味方につける

2.ご近所さんを味方につける

親や家族の介護をひとりで抱え込まないためのポイントは、ご近所さんを味方につけること。「最近様子がちょっと心配」「ずっと家でみているわけにはいかない」...。 そんな時、近くで温かく見守り、声をかけてくれるのが地域の人々です。何より介護の要となる存在は、地域包括支援センター。介護が必要になった時の最初の相談窓口です。介護保険申請はもちろん、生活全般の相談に応じてくれます。小さな不安が生まれた段階から早めに繋がっておくとよいでしょう。

地域包括支援センター ○○区
  • 介護を必要とする人の居住地で探します。自治体によっては 必ずしも「地域包括支援センター」という名称ではありません。
介護はプロに任せる

3.介護はプロに任せる

できるだけ自分で親や家族をみてあげたいという気持ちは当然ですが、介護は自分ひとりで何とかできると思ったら大間違いです。肉親だからこそどうしても〝情〞がストレートに出てしまうもの。苛立ちや悲しみ、慈しみなど、胸の内に複雑な想いを抱えながら介護が始まります。家族介護には家族介護ならではの難しさがあるのです。介護は家族ではないプロに任せるべき。自分でやるのはできることだけでいいのです。介護保険で使える介護サービスをフルに活用しましょう。

介護が必要な家族がいることを職場に打ち明ける

4.介護が必要な家族がいることを職場に打ち明ける

介護態勢を整えるためには、ケアマネジャーや介護サービス事業者との話し合いや病院の付き添いなど、やらなければいけないことがたくさんあります。仕事を休まざるを得ないことが多くなりますので、職場に家族の介護が必要であることと今の状況を伝えておきましょう。仕事と介護に自分がどう向き合いたいのか、あるいは何に困っているのか。たとえ自分でまだ整理できない段階であっても悩みや現状を率直に話すだけでも気持ちが軽くなるはず。働き方の選択肢が示されて新たな道が開けることもあります。

今できる働き方を選んでもいい

5.今できる働き方を選んでもいい

介護休業や時短勤務など支援制度があるのは知っているけれど、職場に迷惑をかけるから取りにくい。もしそう感じているなら遠慮は無用です。介護は、上司や同僚、部下、誰にでもいつかやってくる共通の「自分事」。同じ職場で、仕事をわかっている仲間だからこそ、「お互い様」の精神を育むことが大切。あなたがSOSの声をあげて、自分の働き方を考え、選んで、決めていく姿は、仲間の励みや安心に繋がっていくはずです。家族の介護が必要な人のために様々な会社制度が設けられています。一人で結論を出さずに、まずは相談してみましょう。

ケアマネはNo1のパートナー

6.ケアマネはNo1のパートナー

本人と家族に代わって、介護サービスの利用計画書(ケアプラン)を作成してくれるケアマネジャー(ケアマネ)は、仕事と介護の両立に欠かせないNo1のパートナーです。両立を無理なく継続していくには、ケアマネとの信頼関係を築けるかどうかが最大のカギ。サービスにかけられるお金、兄弟姉妹や親族との協力関係、仕事をどうしていきたいかなど、ケアマネには何でも話しましょう。ケアマネは、それらを踏まえてどんなサービスをどう利用すれば、より質の高い介護生活が送れるか、一緒に考えてくれます。本人と家族に伴走しながら、見通しを立て、必要な情報提供や心構えのアドバイスをしてくれる心強い相棒、それがケアマネジャーです。

自分の人生を最優先に考える

7.自分の人生を最優先に考える

いずれ誰でも「介護する人」「介護される人」になります。進学や就職、結婚、などと同様に、介護は人生のイベントのひとつ。他と違うのはスタート時期がわからない点です。でも、介護とどう向き合うかは自分で決めること。"自分の人生は自分でつくる"、その軸足をぶれさせず、様々な選択をして前に進みたいものです。介護に正解はありません。そんな介護をのりきるには「私も、あなたも一緒なんだ」と確認し合える仲間をもつこと。同じ立場の人とただ話をするだけで、気持ちが楽になることがあります。いつでも話を聞いてもらえるような「ケア友」づくり、おすすめします。

介護はプロに任せる

ケアラーズカフェなど介護者の居場所 づくりが広がっている。「全国介護者支 援団体連合会」https://kaigosyasien.jimdo.com/ などで検索ができる。